<NOVAのラップ分析>危ない有力馬は?~金鯱賞~

こんにちは。風月堂NOVAです。今回の記事では、今週末中京競馬場で行われるG2金鯱賞に出走登録されている有力馬のラップ分析を行いたいと思います。
過去8年(2010年、2011年は京都競馬場での開催のため)の金鯱賞の平均ラップと、今回出走登録されている有力馬の好走時におけるラップを比較し、今回の舞台でも高いパフォーマンスを発揮できるかどうかを分析する内容となっています。
※有力馬の好走ラップ比較対象レースを選ぶ基準👉直近で、今回距離と±200m以内かつ1~3着になったレースを対象に、最大3レースのラップを抜粋。
目次-Contents-
金鯱賞 過去8年の平均ラップ
まずこちらが、金鯱賞の過去8年の平均ラップをグラフ化したものになります。👇

かなりの後傾ラップ(後半にラップが加速していく)であることが分ります。これは中京芝2000mがスタート直後に坂があり、前半はゆったりとしたペースで進みますが、徐々に加速していくというレースになりやすいことが伺えます。
それでは、3/12(木)時点の事前人気1~5番人気(オッズ参照:netkeiba.com)の有力馬の好走時ラップと比較してみます。
有力馬好走ラップ分析
事前1番人気:サートゥルナーリア
好走したラップ比較対象レースは皐月賞1着、ホープフルS1着、萩S1着でした。

ラップ傾向はかなりいい感じですね。特に皐月賞のラップが秀逸で、前半かなりのペースで進んだものの、後傾ラップでさらに伸びていきそうな終いの勢いが見てとれます。今回の金鯱賞でもラップの適正は相当高いと見れます。
事前2番人気:ロードマイウェイ
好走したラップ比較対象レースはチャレンジC1着、八ヶ岳特別1着、国分寺特別1着でした。

チャレンジCのラップが今回のラップ傾向と類似していい感じです。ただ流れに乗るだけでなく、この馬なりのリズムで進めれば問題はなさそうです。
事前3番人気:ラストドラフト
好走したラップ比較対象レースはアメリカジョッキーC2着、中日新聞杯2着、京成杯2着でした。

今回と同舞台で行われた中日新聞杯のラップが良い感じです。鞍上が勝負の仕掛けどころを修正できるかがポイントになりそうです。
事前4番人気:ギベオン
好走したラップ比較対象レースは中日新聞杯1着、毎日杯2着、フリージア賞1着でした。

一目瞭然ですが、今回の金鯱賞のラップ傾向からはどれも大きく外れてしまっています。
事前5番人気:ニシノデイジー
好走したラップ比較対象レースはホープフルS3着、東京スポーツ杯2歳1着、札幌2歳S1着でした。

こちらも、金鯱賞のラップ傾向からはやや外れてしまっています。極端なペース変更が苦手なのかもしれませんね。
ラップで見る危ない人気馬は?
ラップ傾向から見ると、現時点で人気している中で危ない馬は、
ギベオン、ニシノデイジー
の2頭です。当日の馬場状態などによっては、例年に比べて大きくラップが変わることもあり得ますが、現状だと割引が必要かもしれません。
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